2019/03/06ニュースリリース

M&Aクラウド、ライトアップと中小企業のM&Aの機会拡大を図るため業務提携

株式会社M&Aクラウドと、各種クラウド・ITサービスの企画・開発、およびそれらを活用した中小企業経営支援施策を提供する 株式会社ライトアップは、M&Aに関心を持ちながらも、従来型のM&A支援サービスの利用に障壁を感じていた多くの中小規模の企業に対し、M&Aに積極的な買い手の情報に無料でアクセスできる機会を提供し、中小企業のM&A市場を活性化していくため、2019 年3月1日に戦略的業務提携を締結いたしました。

【背景と目的】
今回の協業は、「Webプラットフォームの活用により、着手金や成功報酬なしに、会社売却を完結できる仕組みを実現したい」というM&Aクラウドのビジョンと、「中小企業の経営課題の解決に向け、最適な手段を提案したい」というライトアップのビジョンとの融和を背景に実現いたしました。

【協業内容】
「M&Aクラウド」は、売り手側は、買い手候補探しから売却完了に至るまで、完全無料で利用できるサービスで、売り手自ら、M&Aに積極的な買い手の情報を閲覧し、関心を持った買い手企業に打診を行うことが可能です。また、会社規模に関わらず利用できるため、M&A仲介会社からは敬遠されがちな売却額が比較的小規模の売り手でも、「M&Aクラウド」を通じてM&Aの検討・交渉を行うことができます。

一方、ライトアップの運営する経営課題解決エンジン「Jエンジン」は、経営課題を入力するだけで「最適な解決施策(ITツール・社員研修等)」と「最適な資金手段(補助金・融資・出資等)」が自動提案されるWebツールで、現在、約1万3,000社が会員として利用しています。近年、会員企業から、補助金・助成金・融資の相談と並び、M&Aの相談が寄せられるケースも増えてきた中、ライトアップは中小企業が利用しやすいM&Aサポートサービスとの連携を模索していました。

今回の提携により、ライトアップは「Jマッチ」上に「M&Aクラウド」の紹介ページを設け、「M&Aクラウド」へのアクセスを誘導。「M&Aクラウド」への新たな利用者流入ルートの開設により、M&Aクラウドは、同サイトを通じたM&A成約数の向上につながることを期待しています。また、ライトアップは、これまで適切なM&Aサポートサービスを紹介できなかった「Jマッチ」会員を「M&Aクラウド」に誘導することにより、「Jマッチ」会員の満足度向上を図ることを狙っています。

M&Aクラウドおよびライトアップは、今回の業務提携により中小企業の「M&Aクラウド」利用を促進し、中小企業のM&Aの機会促進を図ることにより、中小企業のM&A市場の活性化に貢献してまいります。

【コメント】
株式会社M&Aクラウド 代表取締役COO 前川 拓也
私の父も中小企業の社長を務めており、私が大学生の時に事業承継を依頼されたのですが、地元で長年暮らしていくイメージを持てなかった私は断ってしまいました。当時の父はM&Aという言葉すら知らなかったため、会社は廃業を余儀なくされ、この経験が基となって「父のような会社の事業承継の手助けをしたい」という強い思いを抱くようになりました。その思いがM&Aクラウドの立ち上げの原動力ともなっています。
そんな私にとって、今回の提携により「Jマッチ」会員様のお役に立てることは大きな喜びです。経営者の皆様が大切に育まれてきた会社と事業のために最適な承継者様をマッチングしていけるよう、今後ともサービスの一層の進化に努めてまいります。

株式会社ライトアップ 代表取締役社長  白石 崇
中小企業経営者が気軽に、かつ無料でM&A相談が「具体的に」できる本サービスには大いに期待しています。景気の悪化、後継者の不足など様々な問題から廃業を余儀なくされる企業を、すこしでも「次へ」つなげることができれば、日本経済も活性化するのではないかと考えています。定期的に会員企業5万社に対して案内していく予定です。

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