当社は、この度「SaaS M&A推進事務局」を開設したことをお知らせいたします。これはこれまでに開設した「スポーツM&A推進事務局」「IoT M&A推進事務局」に続いての専門窓口設置であり、近年需要の高まるSaaS関連の成長型M&Aを支援してまいります。
■「SaaS M&A推進事務局」設置の背景
富士キメラ総研の発表*1 によると、国内のSaaS(Software as a Service)市場の規模は2023年には1.4兆円に到達、さらに2027年には2兆円を超えると予想されています。
*1 富士キメラ総研『ソフトウェアビジネス新市場 2023年版』https://www.fcr.co.jp/pr/23091.htm
当社はさらに競争が激化するであろうSaaS市場においては、オーガニックでの業績拡大に加えてM&Aによる非連続成長も、今後さらに重要な経営戦略の一つになっていくと予想しています。
しかし、エクイティによる資金調達をしているスタートアップ企業のM&Aは、企業価値評価や複数株主の合意形成など、成約に至るまでに高度で専門的な知見や経験が必要である一方、国内のスタートアップM&Aの件数自体が年間150件以下であるため、手がけた経験のあるアドバイザーは多くありません。
当社のアドバイザリー事業部MACAPは、設立から3年で数々の大型スタートアップM&Aを実現し、多くの知見を有しています。さらに4月30日には、アンドパッド社とコンベックス社の建設業界SaaS同士のM&Aについて支援したことをプレスリリースにて発表しています。MACAPでは、起業家の描く未来像や成長戦略に寄り添いながら、M&Aによる成長の可能性を提示します。そして、各業界の成長に貢献してまいります。
■ SaaS企業同士のM&A事例
・Jストリーム社×LAMILA社(当社の成約速報記事)
・Sansan×クリエイティブサーベイ(「Update M&A」解説記事)
・DONUTS×OPENREC(「Update M&A」解説記事)
・freee×Mikatus (「Update M&A」解説記事 )
■担当アドバイザー
M&Aアドバイザリー事業部 ディレクター 図斉 亮介
新卒で大手証券会社に入社、その後人材会社を経て、大手M&A仲介会社に入社。M&A仲介会社では、食品業界専門チームにて事業承継を中心としたM&Aの支援を行う。2023年3月より当社に入社。VCからのEXIT相談を中心としたスタートアップM&A案件に関わる。
■ お問い合わせ
MACAP「SaaS M&A推進事務局」担当 :図斉
・メールアドレス:r-zusai@macloud.jp
・電話番号:03-6431-8460
■ M&Aアドバイザリー事業部「M&A Cloud Advisory Partners(MACAP)」 とは
「MACAP(エムエーキャップ)」は、当社のM&Aアドバイザリー事業部です。所属するM&Aアドバイザーが、事業成長の実現に向けたM&A戦略の立案から実行まで一貫してサポートします。売り手/買い手の紹介及び契約交渉、企業価値評価、M&Aナレッジの提供など、ノウハウや経験がなくても安心してM&Aに臨めるよう、M&Aに必要なあらゆるサービスを提供します。