2024/01/19ニュースリリース

【プレスリリース】「カーブアウト相談窓口」を設置

当社のアドバイザリー事業部「M&A Cloud Advisory Partners(以下、MACAP(エムエーキャップ)) 」は、事業ポートフォリオの見直しの相談ができる「カーブアウト相談窓口」を設置します。

■窓口設置の背景

2023年3月、東京証券取引所は「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応等に関するお願いについて」(注1)を発表し、プライム市場の約半数およびスタンダード市場の約6割の上場会社が「PBR(株価純資産倍率)1倍割れ」であり、資本収益性や成長性の観点で課題があると指摘したことで、大きな話題となりました。さらに同所は2024年1月15日から、PBR対応を実施する企業名を記した一覧表(注2)を公開。今後、毎月情報を更新していく予定と発表しています。

このような環境変化も背景にあり、当社へもポートフォリオの組み替えやカーブアウトの検討を進める企業からの問い合わせが増えております。そのため、この度当社のMACAPでは「カーブアウト相談窓口」を設置しました。MACAPではこれまでにカーブアウトのM&Aを支援した実績が複数あり、投資銀行や大手FASに在籍していたメンバーもいることから、M&A仲介に限らず、ポートフォリオの再構築など経営視点からのアドバイスも可能です。当社は、今後もM&Aを通して企業価値向上の支援に努めてまいります。

(注1) 東京証券取引所

「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応等に関するお願いについて」

(注2) 東京証券取引所

「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」に関する開示企業一覧表の公表について 

■「カーブアウト相談窓口」について

M&Aを活用したカーブアウトを通じて、企業価値向上をサポートします。具体的に検討を始めている企業様はもちろん、まずは自社のポートフォリオの相談から進めたい企業様もお気軽にお問い合わせください。

・企業価値の向上

全社的な収益力向上やコングロマリットディスカウントの回避で、企業価値向上を目指すことができます。

・経営資源の選択と集中

ノンコア事業の切り離しにより、経営資源の選択と集中が可能になります。売却資金をコア事業に集中的に投資することで企業価値の向上を実現できます。

・収益率の向上

ノンコア事業をカーブアウトすることにより全社的な収益率の向上を実現できます。

<ご相談窓口>

以下3つのいずれかからご連絡ください。

MACAP「カーブアウト相談窓口」お問い合わせフォーム

・メールアドレス:ta-kishi@macloud.jp

・電話番号:03-6431-8460

<担当者>

M&Aアドバイザリー事業部  ディレクター 岸 貴大

・経歴

新卒でみずほ証券株式会社に入社。投資銀行部門にて、PEファンドをクライアントとした法人営業を行い、M&A及びIPOのオリジネーションを担当。その後、M&Aアドバイザリー部に異動し、化学、自動車・機械業界、その他中小型案件に対するM&Aアドバイザリー業務に従事。2020年M&Aクラウド入社後、フリー株式会社によるシステム開発会社のクロスボーダーM&A案件をはじめ、動画配信サービス事業運営会社によるライバーマネジメント事業会社のM&A案件など、スタートアップのM&Aを中心にアドバイザリー支援に従事。

■ M&Aアドバイザリー事業部「M&A Cloud Advisory Partners(MACAP)」 とは

「MACAP(エムエーキャップ)」は、当社のM&Aアドバイザリー事業部です。所属するM&Aアドバイザーが、事業成長の実現に向けたM&A戦略の立案から実行まで一貫してサポートします。売り手/買い手の紹介及び契約交渉、企業価値評価、M&Aナレッジの提供など、ノウハウや経験がなくても安心してM&Aに臨めるよう、M&Aに必要なあらゆるサービスを提供します。