2025/01/21ニュースリリース

【プレスリリース】M&Aマッチングプラットフォーム「M&Aクラウド」が、仲介・売り手FA事業者向けの「M&Aクラウド for アドバイザー」のβ版を提供開始

当社が運営する、“買い手の顔が見える”求人広告型のM&Aマッチングプラットフォーム「M&Aクラウド」は、仲介・売り手FA事業者向けの新サービス「M&Aクラウド for アドバイザー」のβ版の提供を1月より開始します。仲介・売り手FA事業者にも売り手企業の案件をご登録いただくことで、「M&Aクラウド」に登録する買い手企業とマッチングの機会を広げ、事業承継M&Aの増加や、納得感のあるM&Aの増加を目指します。

■新サービス開始の背景

「M&Aクラウド」は、買い手の顔が見える求人広告型のM&Aマッチングプラットフォームです。600社以上(*1) の買い手企業がM&Aニーズをネット上に公開しており、売り手企業はその情報を見て買い手企業へ直接、譲渡打診のアプローチができることが特徴です。

昨今の不適切な買い手企業によるM&Aトラブルを受け、『買い手企業側が自社の情報をオープンにしているプラットフォーム』に支持が集まっています。今回、M&AクラウドがM&A仲介・売り手FA事業者に実施した聞き取りによると、自社でネットワークを有する買い手企業に限らず、信用度が高く、透明度の高い買い手企業とのマッチングを創出したいというニーズが高いことがわかりました。

以上の背景を受け、これまで「M&Aクラウド」は登録できる企業を、買い手企業と売り手企業に限定しておりましたが、2025年1月より仲介・売り手FA事業者に向けた新サービス「M&Aクラウドforアドバイザー」β版の提供を開始しました。これにより、仲介・売り手FA事業者(*2)が売り手企業の案件を「M&Aクラウド」上に登録いただけるようになります。登録した仲介・売り手FA事業者は、売り手企業に代わって、登録している買い手企業へ譲渡打診のメッセージを送ることができるため、仲介・売り手FA事業者は既存のネットワークに加えて、「M&Aクラウド」に登録する買い手企業へのアプローチが可能となり、マッチングの幅が広がることが期待できます。これまでになかったマッチングを生み出し、差し迫る事業承継問題の解決を目指します。

*1 プラットフォームに買い手登録する3,000社以上の企業のうち、M&Aニーズを公開している企業数

*2 本サービスは、M&A支援機関登録をしている業者のみが登録可能です

■「M&Aクラウド for アドバイザー」の特徴

①プラットフォームの利用料は完全無料

仲介・売り手FA事業者、売り手企業、買い手企業全てのご利用において、登録料・月額利用料等のプラットフォーム利用料はかかりません。ご成約時は買い手企業から手数料を頂戴するシンプルな料金形態です。(*3)

➁買い手企業へアプローチができる

売り手企業から買い手企業への能動的なアプローチと、買い手企業から売り手企業へのスカウトの両方が可能です。双方向からのアプローチによってマッチング数の増加が期待できます。また、過去のマッチング実績やAIレコメンド機能を活用した最適なロングリストを無料でご提供します。

③3,000社を超える買い手企業からのスカウトが届く

買い手企業はすべて法人に限定しています。個人の投資家では対応が困難な大型案件や、事業ポートフォリオの見直しによる事業譲渡案件などの成約実績が多数ございます。

*3 仲介事業者が登録した売り手企業様とご成約した場合には、別途仲介事業者への手数料が発生します

■仲介・売り手FA事業者の登録はこちらから

本サービスは、M&A支援機関登録をしている業者のみが登録可能です。ご登録や操作方法のご説明を差し上げますので、以下の連絡先よりお問い合わせください。

・メール:pa-team@macloud.jp

・電 話:03-6431-8460

■今後の展望

今回の新サービスにより、売り手企業、買い手企業ともに、全アドバイザーに対してマッチングの可能性を広げることが可能となります。将来的には、仲介・売りFA事業者にとってより利用しやすいサービスにするためのシステム改修を行う予定です。今後も、テクノロジーの活用によるM&Aの流通革命を目指してまいります。

■M&Aマッチングプラットフォーム「M&Aクラウド」とは

https://macloud.jp/

2018年4月に提供を開始した「M&Aクラウド」は、求人広告型のM&Aマッチングプラットフォームです。買い手企業は、求人ポータルサイトのように実社名でM&AニーズをWeb上へ公開しています。売り手企業は、買い手企業の情報閲覧および直接譲渡打診のアプローチが可能。月間300件以上のダイレクトマッチングを創出しています。買い手企業、売り手企業ともに登録・利用は無料、成約時に買い手企業からの手数料を頂戴する成果報酬モデルです。これまで1円~数十億円の成約が生まれています。

2023年より段階的に生成AI機能をリリースしており、これまで5つの機能を発表しました。テクノロジーの力で、M&A活動のDX化を進めています。

第1弾  売り手企業向け:会社情報を自動入力する機能(2023年8月発表)

第2弾  買い手企業向け: 買収ニーズにマッチするおすすめ売却案件情報をお知らせする「AIおすすめ機能」(2023年12月発表

第3弾 買い手企業向け:M&Aニーズ登録画面へのEmbeddings API活用(2024年3月発表)

第4弾 買い手企業向け:生成AIによる『シナジー提案』機能(2024年6月発表)

第5弾 売り手企業向け:生成AIを活用した『レコメンド機能』(2024年9月発表)